SDU-W
中には粘弾性体が挟まっています。
この粘弾性体が、地震のエネルギーを吸収する制振の役目としてとても重要な役目を果たしています。
SDU-F 仕口補強ダンパー
これには粘弾性体が2枚挟まっています。
基本的にSDU−Wで補強しきれない所を補強するのに使用します。
小さな金物ではありますが、性能は十分にあります。
SDU-L 仕口補強ダンパー
SDU−Fを折り曲げた物で、SDU−Fが取り付けられない部分に付けます。
これには左右があって図は右用です。
鋼板はサビない?
SDUに使用している鋼板は、特殊な鋼板で、サビにはとても強く、ステンレスよりサビにくいのです。
SDUは2種類の鋼板を使用しています |
スーパーダイマ
切断端面部の防食メカニズム
(新日本製鐵株式会社) |
ZAM
切断端面部の耐食性
(日新製鋼株式会社) |
従来のZn(亜鉛)めっきにAl(アルミニウム)、Mg(マグネシウム)、(スーパーダイマにはSi(ケイ素)も)を添加し、これらの添加元素の複合効果で耐食性を高めています。
中でもSiはMgとの複合作用によって腐食抑制を一段と高める効果があります。